第2回(2004/11/20)
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2003年、第29回総会・懇親会での爽やかな司会者。 仕事では「橋造り」をしっかりサポートする、期待の橋梁エンジニア! ■ 経歴 1999年:土木工学科卒業 2001年:大学院修士課程環境社会工学専攻修了 2001年:瀧上工業株式会社 入社 2003年より愛知県衣笠会 平成11年度幹事 |
■ まずは、昨年の第29回総会・懇親会での司会からうかがいますが、
幹事会に出ていきなり司会役の指名を受けて、とても爽やかにこなされましたが、実際やってみての感想は?
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⇒ 日頃、大勢の人の前で話すことがないので、大変緊張しました。 幹事会も欠席することが多いのに、大役を頂いて恐縮でした。 みなさん和やかな時間を過ごされましたので、それだけが幸いでした。 (写真は29回総会・懇親会で松永副会長S43、一緒に司会した有富幹事H12と) |
■ 大学院では、どんな研究をされましたか? ⇒ 伊藤満教授の元で、オートストレス設計というアメリカの塑性設計法について研究しました。 ■ その研究で得られた成果や、研究室での思い出などお聞かせ下さい。 ⇒ 設計手法を学ぶという理論的な地味な研究だったので、コレという成果が得られず正直不完全燃焼でした。 研究室は、大学院時代が特に楽しかったですね。昼夜逆転で不健康極まりない学生特有の生活を送っていました! ■ どんなことをやろうと思って社会に出られましたか? ⇒ 「橋を造る人」が夢だったので、そのために努力してきたつもりです。 橋の中でも、鋼橋がやりたかったので、目標通りの会社でした。 ■ 瀧上工業さんに入社されて3年半になりますが、どのような業務を経験されましたか? ⇒ 橋の設計をやりたかったのに、橋本体よりは橋梁に付属する構造の設計が多いことです。 それも、自社の施工範囲外となる橋面電気配管設備や照明柱の検討をしていると、なんだかなぁ…? と思ってしまいます。 ■ 逆に、楽しかったことや、やったぁーッ!ってことは? ⇒ 付属物の検討こそ、橋梁設計の面白さかもしれないと気付いたときは嬉しかったです。 |
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(写真は所さんが設計を担当された橋梁) ↑:阪神高速の橋(現在施工中) ←:三重県の橋 (完成して開通を待つばかり) |
■ これからの夢は? ⇒ 工場製作の業務をしたいです。 図面通りに橋ができるように、しっかりサポートできるエンジニアになりたいです。 |
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■ 最近ご結婚されたと伺いました。おめでとうございます! ご主人はどんな方ですか? ありがとうございます。 恥ずかしながら社内結婚で、夫は現場監督をしています。私とは正反対で、真面目な人です。 (写真は披露宴での2ショット。優しそうなご主人ですね) |
■ 仕事と家庭、どんなバランスでやられてますか? ⇒ まだ仕事優先です。なかなか生活リズムがつかめず試行錯誤しています。 家庭優先になる日は訪れそうにありませんが… ■ 衣笠会の先輩メンバーへのメッセージや後輩へのアドバイスなどありましたら? ⇒ これからは維持補修の時代ですが、「モノ造り」の夢を忘れずに、過去から未来へ 技術や知識を伝えていって頂きたいと思います。 ■ 座右の銘は? ⇒ 長い物には巻かれるな。 ■ 趣味は? ⇒ 読書、旅行、インターネット。 ■ インタビュー後記 「東海大地震で壊れない橋を建設する期待の橋梁エンジニア」という大上段のテーマでインタビューを開始したが、 自然体の本音トークでさらりとかわされ、最後は「橋造り」「モノ造り」への情熱を明確なメッセージで 伝えていただいた。 中部の「モノ造り」の伝統をしっかり受け継ぐ若手を一人発見したインタビューでした。 |
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インタビュー(e-mail):2004.11.25 吉田(S55)
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